恋にうつつのCrazy

神山智洋くんを全力で応援しています。

後半戦。

土日に三度目の松竹座遠征行って来ました。

今回は車で往復だったので、体力的に現在結構へろへろです。

水曜日にまた行くよ!その次は土曜日だよ!

あ、例の件はまだ完治とは言えないのですが、かなり沈静化してきました。

ご心配お掛けいたしました。お見舞いのお言葉ありがとうございました。

遠征中に一番困ったのは口内炎大量発生でした。一番酷かったのが土曜日だったんだけれど、本当に食べ物飲み物に困った困った。うっかり炭酸飲んじゃってしびれてのたうちまわったし(←ばか)ご飯行ったんだけれど、後半食べることを放棄しちゃうくらいだったので、近くの席の方に気を遣わせてしまったかもしれないなー。

食べられなかったのがちょっとくらい体重に反映されてもいいと思う。いや、体重計乗ってないから結果はわからないんですけどね。

松竹座について続きにちょっとだけ。

お盆に行った時からの変更点がちょこちょこと。

演出の手直しが入ったりもしたのかなーと思うくらいのちょっとなんだけどしっかりとした変化がありました。

神ちゃんについて言うと、看守長から鋏が見つかったと言われてボコられた後、囚人全員が看守からボコられた後に重岡が「おかしいやろ!」と神山に縋りついて訴える場面。

今までは神ちゃんが縋りついてきた重岡を拒否してただ去るだけだったのですが、去り際に「耐えるしかない」と言うようになりました。

ここの言い方にもパターンがあって「耐えるしかないんや…」と低く諦めたように言う時と「耐えるしかないんやろな…」と諦めきれない感じに言う時があって、後者の方が個人的には好きかな。

あと、照史と歌うライバルの前の遣り取りでの感情の作り方も変えて来てる。その日によって違っているんだけれど「悔恨」が強いパターンと「怒り」が強いパターンがあるなーと。イライラしている感じよりは、悔いてるパターンの方が最後の「決着付けるか」「わからんやっちゃな、望むところじゃ!」が生きる気がするなー。

あと、ライバルの最後はお互いの胸倉掴んで終わっていたと思うんだけれど、ちょっと距離を置いたまま終わって殴りかかっていく仕様になってました。16日は胸倉掴んでたと思うので、3日間のどこかから変わったのかも。

懲罰室で照史に助けられた後の場面も、ゆらりと立ち上がって看守長が室内にいる間は気力で立ったまま薄く笑うかもしくは睨む。看守長が部屋を逃げ出してから膝から崩れ落ちる流れは一緒。

脱走のクライマックス、花道から全員が鉄扉前に来るところは、今までは神ちゃんはずっと照史に支えられていたんだけれど、小瀧が逆側を支えるようになって(これはお盆後半からだったかな)、この土日は照史が神山から離れて小瀧が一人で支えるようになってました。近くにいる赤チームの子が支える方が確かに説得力あるよね。

他もそれぞれのお芝居が少しずつ変わっていて、セリフの多い子に関して言うと、緩急を今までより強くつけるようになったかな。ちょっと意識するだけで、こんなに聞き取りやすくなるのね…(まだまだ全然聞こえにくい子もいるんだけれどさ)。

一番違いがハッキリわかったのは、淳太が自分が犯した罪を話すところ。今までは最初から割とイライラしていて早口気味だったのが、最初はゆるりと話し始めて、後半でがっと怒りがこみ上げる感じになったのでセリフも聞き取りやすくなったし感情に乗りやすくなった。

小瀧は詐欺師の手口をやってみせる早口で捲し立てる演技がある難役だと思うんですよね。

前半公演観た頃は聞き取れなきゃ意味がないんだけどなーと思った事が何度かあったんだけれど、早口キープのままで以前よりはしっかりと話せるようになってきたかな。早口で詰まらず言い切る技術的な事よりも、言っている内容を相手に伝えようとする意識が優先されるようになったように感じた。突然変わったから、何度か聞いてこっちの耳が慣れただけじゃないと思う…たぶん。

照史はセリフ言ってるところ以外での芝居がちょこちょこ変わっている気がします。こんな表情だったっけ?ってところがちょいちょいあったな。

あとね、金内が劇的に巧くなったと思う!

キャラもオイシイし、印象にも残るし可愛いし、もう設定の時点で儲け役だったよなと思うけれど、それを活かすも殺すも本人次第だなとしみじみ。この健闘っぷりは正直予想以上でした。早く、早く誰か柊真に(できれば全国ネットの)ドラマ仕事を…!

全員分はさすがに追えてないし書ききれないのですが、1ヶ月公演していれば最初から最後まで変わらない子もいるし、どんどん変える子もいるし、成長が目に見える子もいるよねと今年も思いつつ。

この場面カッコいいのーとか好きなのーという感情に任せた沸いた話もしつつ、やっぱりせっかく1ヶ月お芝居しているのだったら、そして幸運にも何度か観られる機会が頂けたなら、その間に変わっていく部分を観るのが好きなのです。もちろんアドリブも楽しみだし、単純に好きな子たち観られるだけでも楽しいけれどね。

きっと、そんな感想やレポなんて世間の需要とはズレているのだろうと思うんだけれどね。

残りの公演数は一桁。

最後まで初日から一人も欠けず、この夏を締めくくれますように。

私もこの夏の松竹座、悔いのないように最後まで全力出しますよ。