一種のパワハラ。

年に一度の隣県支社への打ち合わせ出張だったんですが、なんかねー、色々と萎えたよ。

今年は支社長と2人ではなく、派遣ちゃんも一緒に行く事になったんですけれどね（そもそも派遣にそこまでさせるのかとかは、まぁいっそここはうっちゃっておいていい）、去年は移動も「別で」とさくっと言い放った支社長が、今年はウキウキで一緒に移動しようとするんですよ、午後から打ち合わせだったのでランチからね、一緒にしようと。

派遣ちゃんと一緒にランチして移動したいの見え見えだよーっていう感じだったんだけれど、派遣ちゃんも私が別だったら支社長と2人でランチと移動だなんて抵抗があるわけで…だから、当て馬的に誘われたんだよね。一人でランチと移動したかったこっちからしてみると非常に迷惑。

打ち合わせ終わりが、仕事の定時までやや時間がある頃に終わり、帰っていいのかなーと言い出すタイミングを計っていたら、隣県支社の支社長と隣県の担当者（女性）と、ウチの支社長と派遣ちゃんで食事に行くとか行かないとかそんな雰囲気になっており、隣県支社の担当者が「体調悪いんで、やっぱり今日は行けないです」って断っていたのですよ。

（この時点で、私は誘われてないし打診もされていなかった。それってわかりやすくハブだよねぇ）

そうしたら、派遣ちゃんが、自分だけが女性の中で行くのはちょっと、という雰囲気になったようで「君も行く？」ってこっちに声掛けてきたのよ。

断りたかったんだけれど、この誘いをどう解釈していいのかわからなくてですね。

（1）形として一応、声を掛ける→実際は来て欲しくない。断れよ、が本音。

（2）派遣ちゃんを呼ぶための当て馬→来て欲しくないけれど、来てくれないと困る。

ま、どっちにしても私の事は誘いたくないんだろうなと思うんですよ。思うんですけれど、どっちかっていうと（2）な雰囲気ばりばりだったので、仕方なく行く事にしました。今思えば「いや、帰ります」と突っぱねたほうがよかったなと後悔しています。

別に嫌われてもいいんだけれど、誘いを断ったら、今後の仕事に響くかもしれないとか考えちゃったのよね、私にしては珍しく。そして、それが計算間違いだったかな、と。

だってね、酒が入ると顕著でしたよ。

派遣ちゃんと話をしたくて仕方ないのねーって感じ。何ていうか、合コンで明らかにこの子を狙ってるなってわかる人いるじゃん、男も女も。そういう感じぷんぷんなの。

隣県の支社長の私への気の遣いっぷりがハンパなかったのが、それを裏付けるというか…ねぇ（苦笑）。

何ていうかね、そこまであからさまに（そんなつもりはないのかもしれないけれど）贔屓してるの見せていいのかね、仮にも支社のトップが。

そう思ったら、バカじゃないのこの人、って思っちゃってね。萎えた。馬鹿すぎるわ。

合う合わないとか、好き嫌いがあるのは仕方ない事だと思うけれど、せめて勘付かれないようにするべきなんじゃないか？ヒラの社員だったら丸出ししてもいいと思うよ。職場に於いて何の権限もないんだから。でも、支社長って人事権も持ってるんだからね。評価もするわけだし。まぁ、自分が面接して採用した子は可愛いだろうよ、と思いますけど、贔屓してるってのが感じられると、この人は全てにおいて平等な評価なんてしないんだろうねって思っちゃうよね…。

しかも、食事した店から新幹線の駅までのタクシー代は、経費にならないんだよー。私の自腹ですよー（派遣ちゃんは当然払ってません）。

ま、授業料だと思っておきます。そう思えば安いか…。

帰りの新幹線で、派遣ちゃんとの会話から察するに「可愛がられてる」というのが非常に迷惑なご様子でした。食事も行きたくなったみたいよ（笑）。

そうよねー困るよね。若い自分の好みのタイプの男性社員から気に入られるならともかく、ねぇ（察して）。

しかも、部下であり派遣だなんてね、そりゃ言うなりになるしかない部分も多々あるわけで、無碍にお誘い断って契約更新されないなんてあるかもって思っちゃうもんね。正社員の私でさえ思うんだからさ。

次回は本音を読み違えないように気をつけます。

ダメねぇ、色々と考えちゃうと（人事とか人事とか人事とか！）。