恋にうつつのCrazy

神山智洋くんを全力で応援しています。

魔法をかけてくれますか?

友人に誘っていただいて「友&仁」を観て来ました。

チケット申込の段階では惨敗も惨敗で(平たく言うと「全滅」ね)、呼ばれてないんだわーと諦めていたので、非常にありがたいお誘いでした。思えばいつも助けて頂いているなぁ…。本当にありがとうございました(私信)。

後から考えたら、もうちょっと計画的に動いていれば他の劇場で上演中のアレやコレやも一緒に観ることができたんだよなー(その場合、日帰りはさすがに無理だけれど)と思ったりもしていたんですけれど、今はこの公演だけに集中して結果として良かったと思ってます。

続きは、セットリストもなく、絶賛でもない、一期一会で観てきたざっくりした感想です。

説明があまり上手ではないので、観てない人には、何のことやらわからないかもしれないです。

仁くんファンが、こちらに移動してからも読んでくださっているかわからないですが、絶賛だけ読みたいファンの方は読まないほうがいいかもしれません。

友&仁

2010/02/27 13:00 日生劇場

定刻開演。というか、定刻でパフォーマンス開始。

ダンサーさんやパフォーマーの方々(見るからに色んな国籍の人たち)が客席登場もアリで出て来て客席を盛り上げる中、協力席にドリンクサービスが配られる。

これ、10分くらいあって、正直「長い…」って感じたんだよね。

設定として、2042年のクラブっていうのがあって、その世界観を見せたかったんだろうとは思うんだけれど、10分は長過ぎだよなーと思うのですよ。

客席巻き込んでウエーブしたりなんかもあったけれど、正直そこまで気持ちが乗ることができなかったので、危うく開始前に見失っちゃうかと思った。

そしてようやく「本日の主役」のタスキを掛けて仁くんが登場(MCによるとタスキは滝沢くんの仕業だったそうです)。

ロボットのような動きで踊った後に、そのままの動きでタスキを外して手に持ってストップモーションになったところで、舞台袖に向かってタスキをひらひらと振って「取りに来てー」の仕草でアピール。しかしなかなか誰も取りに来てくれなくて、結構長い間アピってた(笑)。次の曲に行かずに待っててくれた音響さんにも感謝だな(笑)。

1幕最初から、何か見た事あるんだけど思い出せないアジア系のダンサーの子がいるなぁと思っていて、幕間に友達に話したら「ちょっとジョーイが成長したらあんな感じになりそうだよね」と言われて、「あっ…ジョーイだ!」とようやく気がつきました。

2幕で「ジョーイ!」と呼ばれてるところがあってやっと確信した。

背が仁より高くなってて、でもひょろっと細くて、何より髪がドレッドじゃなくて黒髪ショートだったから顔変わってないのに気がつかなかったよ…。

2幕にMCあり。その時に「今日、お兄ちゃん来てるんですよ」と言い出すので、「え?お兄ちゃん??」と思っていたら「そう、お兄ちゃん…滝沢くんなんですけどね」と。

グランドサークル正面の席でご観覧でした(隣に玉森くんもいた)。

自分は「こう見えて、MCとか、話すの余り得意じゃないんですけどね…」と言い出したところ、客席から「知ってるー」と返されて、ちょっとスネ気味だったりとか。いや、どう見えてると思ってるんだろうあの人(笑)。

で、MC苦手なのに滝沢くんから「俺(滝様)がいいって言うまで話せ」って言われてるそうで、弱って弱っておりました。

1幕から観ていて、休憩時間にダメ出しが2つあったそうで、

「エッチなシーンは1回でいい」

「ペットボトルを投げてはいけない」

って言われたんですって。た、確かに滝沢くんの場合はエロエロダンス1公演につき1回ですよね、そうですよね(笑)。

ペットボトルに関しては、「BANDAGE」歌ってる時に、間奏でペットボトル取りに行って水を飲んでいたんだけれど、戻しに行く時間がなくて後ろに放り投げたのを注意されたんだってさ。「ちゃんと優しく置け」って。で、その話をした後にペットボトルを取りに行って、もちろん後ろにまた放りました。なんだろうあのいたずらっ子は…!

もちろん、このくらい話しただけじゃ滝様が「いいよ」と言うはずもなく…困って弱った仁くんは

「質問コーナー!」と言い出しましたよ。協力席のところに下りて行き、どうやら子供(?)にびびられたようで、「怖くないよ?怖くないって…」となだめてました。ま、びっくりされたんでしょうよ。

そして、他の子供に「何か質問ある?」と訊いたところ、出てきた質問は

「どうやって英語がしゃべれるようになったんですか?」

だったって言うね。そのお答えは

「友達がそういう人が多かったから。あと…LAに6ヶ月くらい行って…(困惑)まぁそこで覚えました」

留学ネタをまだ言うか、ですが仕方ないですね。もう、本人結構持ちネタ状態だもんね。

あとは、「英語がわからないので日本語の歌詞もつけてください」って言うのも言われていて、「それは…じゃあ、CDを出せる事があったらその時は考えます」と答えてました。なんとなくそういう話があるから言ってるのか、そうじゃないのかイマイチ読めない感じでしたが。

質問コーナーをおしまいにして、また滝様に「まだー?」とお伺いを立てるも、滝様は「まだー」とお返事(笑)。へたり込むのが弱っててかわいかったんだよなー。結局、滝様に今でも可愛がって貰ってるのも、懐いてるのも変わらないのねーと微笑ましかった。10代の頃のふにゃふにゃしている感じそのままなんだもん。

最終的に「でも、時間とかあるんだよね」何て言ってると、ダンサーさんが巻きの仕草で救いに来てくれて、何とか滝様からも「いいよ」と言ってもらえて次に進みました。

MC中、ずっと弱っていたワケではなくて(笑)、ちょっと強気に「うるせー(笑)」なんて客席の反応に返したりしていて、それはそれで非常に仁くんらしかった。そんな風に暴言吐かれても喜んじゃう辺り、需要と供給だよね(笑)。

入り口のもぎりのところで、歌詞カードは配られますが(ほぼ英語)、聴いたことのない曲の方が多いし、なかなか乗るところまでいけなかったかなー。

今までのソロでやった曲や、BANDAGEの曲のように聴いた事がある曲とそうじゃない曲とで、やっぱりがくんと落差が出ちゃうところもあったので(私だけかもですが)、新曲を続けてやってから既存曲を続けてやる、という流れは途切れないって意味で良かったのではないかと。

ビジョンの使い方は非常に勿体無かったんだけれど、照明の使い方は素敵でした。真正面上から見たかったよ。そう、滝様が観ていた辺りベストポジションだと思う(笑)。

2幕にあったダンスメドレーは、似たようなジャンルのダンスばかりでした。好みがはっきりしているのはいいけれど、せっかくなのにどこっていう山場がなかったというか…。そして、やっぱり本人が特別ダンサーではないので、周囲のダンサーに助けられているな、と思いながら観ました。そういえば、お兄ちゃんこと滝沢さんも、自分は踊ってないのに踊ってるように感じさせるの巧いよね(笑)。

そうそう、亮ちゃんとのコラボ曲の時に、プードルの着ぐるみ?バニーちゃん?状態の女性が3人出てくるのですが、仁が右側にいた女性のお尻触ってたよ!(どこ見てたの?と言われました…)。1度や2度じゃなかったんだもんー。何か付いてたんじゃなければ、明らかにセクハラだよね(笑)。

個人的には「care」と「Eternal」があって良かったなと…。「ha-ha」はアレンジされる前の方が好きだったなー。紗幕使ってそれをスクリーンとして使っていて、演出としては好きだったんだけれどね。聴きこんでから観ることができないって言うのは、この構成では不利だったと思うよ。

個人的には「ジャニーズ」が好きというのが私の根底にはやっぱりあるので、そういう匂いが残っている「care」だったり、亮ちゃんややましたぴとのコラボ曲が好きだと感じたのかなと思います。仁くんが好きで、発信して行きたいものが、今の自分の欲してるものとちょっとずれているんだろうなーと。World Peace的な主張に関して異論はないけれども。

結局のところジャニーズ事務所所属のタレントでいる以上は「ジャニーズです」って胸張って言って欲しいと思っているんだよねって感じました。

今回はソロなんだから、これでいいんだと思うんですよ。だけど、KAT-TUNの6人で活動する時には、やっぱり自分の主張だけではなくて歩み寄りは必要だよね、と言う事が言いたいんだけれど。まぁ多分ファンの人は「自由な赤西くんが素敵」なんだろうから、絶賛すればいいと思います。

前に書こうと思って書けなかった「スタンディングオベイションはタレントをダメにする」と「リピーターの存在は是か非か」の話に集約できるような気がしますが、コアなところにだけ訴えかけてそれで良しとするのであれば、ちょっと残念かな。非常に魅力を持っている人だとやっぱり思っているので、そのうち反抗期が終わる日が来るのを待ってます。