恋にうつつのCrazy

神山智洋くんを全力で応援しています。

あの頃のボクら。

無事に今日の予定をこなしました!お好み焼き屋さんには遅刻したけどね(ダメじゃん)。

そんなこんなで、今日はBANDAGE見て来ました。相方を何だかんだと騙して(人聞き悪い)連れて行って付き合って頂きました。

前日に座席券引き換えをした時には「全部空いてますよ」だったので、公開1週間しか経ってないけど大丈夫なの?まぁ人が少ない方がぎゅうぎゅう詰めよりはいいんだけど…と思っていたけれど、当日入ってみるとそこそこ混み合ってた。前日予約が張り切り過ぎだったみたい(笑)。

しかし何か劇場内の雰囲気、微妙に怖かったんだよね。何で本人が来るワケでもないのに、あんな負けん気オーラを出している人だらけだったのか不思議(察して)。

ネタバレに触れない程度の事を書くと、途中で車酔い状態になってしまったんですよ。画面がぐらぐらしているのと、ピントが時々甘くなるから、それで三半規管が誤作動したみたいです。昔は凄く三半規管が強くて、自家用車の中で文庫本読んでも全く酔わなかったのに最近弱いんだよね。助手席で携帯メール打ってて酔うことさえあるって言うね。酒には酔えないのにさ(関係ない)。

ネタバレに抵触する事は続きに。

BANDAGE絶賛の方は見ないほうがいいと思う。

岩井俊二監督の映画は、凄く好きでLD(そんな時代でした)結構買ってたんだよねー。

スワロウテイル」「PiCNiC」「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」「undo」あたりね。

あ、この「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」が好きだから、DRAMATIC-Jの「8月10日、僕らは花火を上げる…」が好きなのかもしれないなー。

話が逸れた、えーと、小林監督の画は余り好みじゃなくて、まぁそれは酔ってしまったせいだろう、という事にしておこうと思います…。でも何で岩井さん自身が撮らなかったんだろう(ぼそ)。いや、色々あるんでしょうけどね。

ナツの白Tな背中ショットが多いのは非常にツボだったし、ああいう軽くて薄っぺらいって言われる強引で不器用な男は基本的に好みという非常に残念な傾向の私なので、ナツはぎゅーって抱きしめてあげたいような切ない印象です。正直大好きです。そうそう、相方に「私、ナツになら引っ叩かれてもいい」と言ってドン引きされたました。←本当に残念な人だな…。

そういえば、私はどうも小林さんの今回作った曲が余り好みではないようで、主題歌もイマイチピンとこなかったから、歌としては余り期待していませんでした。正確に言うと、曲が好みではないというよりは、仁の声との相性かなー。そういう高音が聴きたいんじゃないんだよね、とずっともやもやしてました。

それは今回の主題歌を歌番組で歌う時に、仁の声がなかなか安定しなかった事が影響しているかもしれません。

でも、この映画に感しては、曲が好みじゃないって割と致命的なんだよねぇ。残念ながら。

ま、ストーリーはひとことで言うと「いわゆる、ドリーム小説」なのでね…どうしても仁主演にする必要があったのだろうとは思うけれど、女の子(アサコ)を主演にしっかり据えた方が良かったんじゃないかなー。ま、シーン66が撮れればそれでいいよ、な映画だったんだと思いますきっと。

私も結局は、仁が演じるナツ、そしてシーン66が見られればそれで良かったし。あ、決してこれは厭味じゃなく。

しかし時代考証するんだったら、全部完璧にするか、もしくはもう1990年代(といいながら、最初のライヴシーンは1991年であるとセットでわかる)にこだわらず、「日本のバンドブームの頃の匂いがするけど、別にその頃じゃないよ」の方が良かったんじゃないかなーと思ったりして。当時の記憶とのズレが気持ち悪かった。そんなに遠過ぎる時代でもないから、逆に難しい部分はあるのだろうけれどね。

つーか、群馬県民っていう設定に爆笑しそうになるのは、多分バンドブームを実際に経験した人だけだよね(笑)。